本牧海づり施設で常連のベテラン釣師のアドバイスを熱心に聞いていたら、
「釣り人はホラ吹きが多いので話半分で聞いた方がいいよ」
と同釣者。
釣り人の言葉は信用しない方がよいのだろうか?
確かに、取り込めなかった魚は大きく言っていたし、自分勝手に解釈していたし、
ホラを吹くのも技術のようだった。
しかし、釣り人の言葉から私服保安員が学べることも多いと感じた。
釣りと保安警備には多くの共通点があるからだろう。
あるサイトでは、釣れない理由を考えることで釣るためのヒントが述べられていた。
保安警備でも充分応用ができる。もしも釣り人たちのサイトを訪問して名言格言を集めたらどうだろう。
そこで当ブログでは新たなカテゴリ『釣り人の言葉』を設けました。
なかなか捕捉ができない、最近スランプ気味だ、この仕事に向いていないのではないか、
と悩んでいる私服保安員にとって、釣り人の言葉にこそ解決の糸口が見つかるのかもしれない。
- 釣り人の言葉
魚を得て筌を忘る
木に縁りて魚を求む
木化け石化け
最初の一尾が釣れたとき、その釣りは大半が終わったのだ。
最初の釣りで、魚が釣れないことほどつまらないことはない
最良の仕事の日よりも最悪の釣りの日の方が、まだ マシである
竿抜けポイントでやる
魚に泳ぎを教えることはできない。
魚になめられてたまるか!
魚のいるところで釣りをせよ。
「魚の釣り方」は自分で考えろ
仕事ができるようになりたければ釣りをしろ
食事をする時間があるならキャスティングをしていたい
先行者の許しを得ない限り、その釣りをしているボートの半径20メートル以内に近づかないこととし、流している先への進入も禁止する。
釣りで一番大事なことは、ムカッとしないこと。
釣りの話をするときは両手を縛っておけ
釣りは盗むもんだ、聞くもんじゃない。
釣り人の釣りにおける全ての結果はたまたま、である。
釣り人の話は8割増しであると心得よ
釣り人は他人をうらやむなかれ
釣り人は釣果を気にするなかれ
釣るまでやめん。
釣れた噂を釣りに行くな
釣れない時は魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい
釣れない人ほど文句がよく出る。
「バスがいなかった」のではなく「自分に釣れるバスがいなかった」
ビギナーはビギナーでも釣れるバスを探して釣ればいい
船釣りこそが新人教育に最適である
漁師は決して逃がした魚を口にしない